CRO とは?マーケターが学ぶべき理由

こんにちは。
スタートアップで CRO ストラテジストをやっている 大谷 です。

CRO ストラテジストってなんぞ?という方も多いと思いますが、
一言でいうと コンバージョン数を増やす戦略を考える人です。

日本では「Web 解析士」や「グロースハッカー」などのタイトルがメジャーだと思いますが、海外では 「CRO ストラテジスト」と名乗っている人も結構います。

CRO という言葉自体、私はあまり好きではないのですが(コンバージョン率最適化っていうけど、最適なコンバージョン率って何よ...と思ってしまう)それでも実際に CRO を専門にしている人のメソッドや哲学には学ぶべき点があります。

そして CRO で大切なマインドは、昨今マーケターへ求められることに似ていると思っています。

そう感じたのは、 Invesp や SiteTuners といった米国を代表する CRO 代理店の創業者に話を聞いてきた時です。

(左から Invesp 共同創業者 アヤット・シュケイリー氏 と カリード・サーリハ氏、SiteTuners 創業者 ティムアッシュ氏)

彼らに聞いた話を要約すると、CRO とはつまり
収益を最大化するために 分析 → 仮説設計 → 検証 をひたすらに繰り返す
ことに尽きるということのようです。

海外で CRO のプロフェッショナルと呼ばれる専門家の話は、
ユーザーのインサイトを一発で的確に捉える改善案の作り方よりも、
施策実施の中でいかにユーザー像の解像度を高め、成果を上げていくかに重点が置かれていました。

この考え方は CRO に限らず、マーケター業務全般で大事な考え方だと思います。

効果が出ると確信して実施していた施策で、成果が出なかった時は当然ショックを受けます。
そして忙しさなどを理由にして、投げ出してしまいたくもなるかもしれません。

しかし「分析、仮説、施策のどれが間違っていたのか?」「セグメント毎に CV 率の差は見られないのか?」というように結果を深堀をしていかないと、改善しないどころか どんどん「思い込みのユーザー像」が強くなってしまいます。
成果が出なかったという結果 と向き合っていかないと、いつまで経っても前には進めません。

成果が出なかった時に どう修正を行っていけば良いのか、どのように取り組みを続けていけば良いのか を学べるのが CRO であり、Web 解析 や グロースハックにはない考え方だと思います。

だからこそ CRO を学ぶことは、全マーケターにとって有意義だと思うのです。

日本で CRO を学べる場所は多くありませんが、海外では CXL Institute という CRO を体系的に学べるコースもあったりします。($599、2020/4 時点)

また本文中にあった Invesp は、ブログでも CRO のノウハウを発信しているので、こちらもおすすめです (こちらは無料)

どちらもビジネスレベル(特に Web マーケティング関連)の英語力は必要ですが、英語力に自信をお持ちの方であれば挑戦されてみると良いかもしれません。

日本で CRO を紹介しているブログなどはまだ多くありませんが、このブログでも紹介していけたらと思っています。

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大谷 恭平 (Kyohei Otani)

アイオイクス 社にて SEO、CRO、Web 解析コンサルタントとして活動後、仮想通貨取引所 bitFlyer 社にて、グロースチームリーダー、及びデータエンジニア兼 Web/App 解析を担当。
海外のマーケティング専門家との交流や、セミナーでの発信を通して、日本では馴染みの薄かった CRO(コンバージョン率最適化)の普及に貢献。日本人 2 人目の CXL 認定オプティマイザー。